大学時代自己中心的な人に出会ったことがある。人は大なり小なり自己中心的なところがあるが彼の場合は非常に自己中心的な人だった。未だ彼を超える自己中心的な人にはで会えていないところを見ると、今から考えてもすごい人だったのだろう。
彼をサンプルとして自己中心を分解してみる。 1. 他の人が自分勝手だと思っている。 自己中とは、自分の意見がすべてだと考えているようで、他人の異なる意見は自分勝手に見えるようだ。彼の発言に意見を言うと「自分勝手いうな」と言われる。意見とはそもそも自分勝手なものである。馬鹿を馬鹿っていう人は馬鹿という理論と似ている。 2. 自分は他の人への思いやりがあると思っている。 自己中なのだが、やっぱり人のためにいろいろしていたいという気持ちがあるようだ。自己中なので自分中心に人のために何かをしてやっていると考えている様子だった。だけど、自己中で勝手な思いやりであるために、実際はあまり感謝されない。また、感謝しろと強制するところがある。 思いやりがあると思っているが、彼のやっている思いやり程度であれば、普通みんなやっている程度で、実は普通である。しかし、彼は思いやりのある行動の量や質などは気にせずやったという事実だけが先行しそれだけが記憶に残るようだ。その記憶だけで思いやりを押し付けてしまう。 3. 自信過剰である。 良い意見しか聞かないために自信過剰になりナルシストになる。これは、ちょっと難しいが、良いことばかり言われていたから自信過剰になり、自己中心的な人になっていくのかもしれない。 処女キラーだと言っていた。これは、実は処女ぐらいしかひっかからないということを意味しているのかもしれない。自己中な人は、ある意味男らしく見える。自己中を言い方を変えれば、自分の意見をしっかりもちそれを貫くことができる人だと思う。これって、女の子に受けがいい。やっぱり自信がある男はかっこいい!しかし、自分の事しか考えていないのでちょっと賢くなった女の子には受けが悪い。 この自信過剰はいいことだと思う。 4. 群れて動きたいらしい。 自己中心的な人は、自分の思い通りに物事が進めたくなる。これは、人間関係においても同じで、群れをなしてその群れを制御したがる。都合の良いことに、自分とみんなと同化して考え、自分の意見はみんなの意見のように語る。自分の意見に合わない時には、「連帯行動をとれない」と批判する。 自己中はこんなやつだった。僕は、ここまで当時考えたのだが自己中って悪いことなのだろうかと悩んだ。彼は、周りから自己中だと散々批判されて嫌われていた。しかし、基本的にはみんなのためにとか考えているところもあるし、悪気はない。自己中であるがゆえに、他の人の気持ちに気がつくことができないだけだった。 結局は、僕が連帯行動に縛られることが嫌いなので行動を違える事になった。 以上
by ma2mura
| 2004-08-11 03:37
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