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ぶきっちょなんでも分解屋さん

スキー&スノーボード2004-2005

死にたがり

 最近、ちょっと病弱なせいで漫画喫茶で漫画をよく読んでた。ちょっとした現実逃避だ。漫画喫茶の人気ランキングのトップが「ワンピース」で2位がNARUTOだった。ワンピースは海賊の話で、海賊王になるために命をかけて戦う漫画。NARUTOは忍者の話で、火影(忍者で一番偉い人かな)になるために命がけで戦う漫画。どちらも僕は読んでいた。どちらの漫画もそれ以外に楽しめる箇所はふんだんに盛り込んでいるけれども、読者は命がけで戦っている様を見て感動していると思う。

 現実社会においても、命がけで戦っている人は多いと思う。僕は、サラリーマンだったのでサラリーマンのことがよく分かる。会社のために、無理してサービス残業で夜中まで会社にいて、やってようやく製品出荷等当たり前のようにしている。或いは、2時間ぐらいしか家に帰れない人等など。そんなことしても、給料が変わるわけでもない人も責任感だけで行っていると思う。僕は、彼らは自らの命を削って会社に尽くしている。これってほとんど命がけでやっている気がする。欧米のように合理主義でない国が経済大国になれたのは、命がけの根性だと思う。ワンピースを読んでいて、サラリーマンとダブって見えるところもある。

 僕が見るに、この国の人達は死にたがりである。言い方を変えれば、名誉ある死を好む。男の生きがいはどう死ぬかに近いところがある。欧米諸国から最近日本文化が注目されているが、こういったことろではないだろうか。

 友達にLinuxのコードの一部を書いている人がいるが、彼は命がけでコードを書いている。彼は、コードの書いている途中に肺炎になって入院したりしている。僕から見ればそれは死にたがりである。極限まで追い込んでしまっている。あまり人のことは言えないが…

 この国の偉大さはここにあると思う。死を怖がらないばかりか、望んで死ぬこともできる死にたがり国民。こういうのは嫌いじゃない…


以上
by ma2mura | 2004-07-09 13:59 | 考えたこと
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