「社長」
そろそろこの小さな会社とさよならするので、社長の問題点を記録しておこうかと思う。社長は反面教師としては非常に優秀だ。 口頭での説明 スピード重視のために仕様書を書かないらしい。本当の理由は多分仕様書を書けないからのようだ。社長が優柔不断で決断力がないために、初期段階で仕様を確定できないようだ。その証拠に、口頭での仕様は曖昧なもので、「こうやってくれ」と明言は避け「こうしたらいいんじゃない」というような助言のような発言が多い。しかし、問題点がいくらかありそれをしなかった場合、いつの間にか助言が仕様に変わっている。意図しているかいないかは、判断はわからない。 仕様がコロコロ変わる 酷いときには2時間程度で仕様が変わる。作っているソフトが小さなソフトなので、そんなにたいした問題ではないのだけど、仕様変更があった場合の伝え方が問題だ。最初からその仕様だったと主張するのだ。仕様変更が多いから後ろめたいのと、紙に書かないから記憶が明確でないところが原因だろう。そのことで怒られると、いらついて仕事にならなくなる。 説明 口頭での説明は、専門的な言葉を使ったものだ。この専門的な言葉は、技術用語ではなく作るものの専門用語で、開発者が知らない用語で説明を聞かないとわからない。そのことを知っているはずなのに、説明をしないのだ。それで「何でわからないかなあ」と馬鹿にして言う。説明を求めても話をそらすことから、多分本人も説明できないのだろう。わからないのであればそれでも良いのだけど、馬鹿にされるのはやる気をなくす。 技術レベルが低い 社長が大手企業に常駐しているのは、今までの実績が買われてのことだと言っていた。実績の話を聞いていると凄いものを作っているように感じるのだけど、細かい技術の話になると資料を軽く読んだだけの知ったかぶりレベルでしかないように思える。仕様をきちんとできないのは技術レベルが低いこともあるようだ。難しい単語を並べて誤魔化していることが多い。 いい加減 偉い人へのメールでも、誤字脱字が多いし間違いを訂正することが多い。それだから、社長に確認をメール等で依頼しても、ろくにチェックをしない。そのわりに後で文句を言うのでたちが悪い。本人は忙しいから、 あまり確認できないというが、確認しないから忙しくなっていることも事実である。 それでも会社を維持できているのは、社長に不可欠な脳力である「口が達者」であるからだと思う。それと完全な自分の欠点は気がついていないが、学習速度が高いのも事実だ。社長が今後どんな成長を続けるのか興味があるが、一緒に仕事を続けるのはもう無理だ。 以上
by ma2mura
| 2005-11-23 22:36
| 派遣生活
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