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リーダー不在の時代

 「リーダー不在の時代」


 不景気の現代を乗り切るには、強いリーダーシップが必要であると言われている。にもかかわらず、リーダー不在の時代と言われている。どうしてリーダーが不在なのだろうか、昔から疑問に思っていた。

昔は多かったのか
 リーダー不在という言葉から想像するに、昔はいたがこの時代にはいないという風にとれるように思う。政治の世界で考えるのであれば、田中角栄とか中曽根康弘のことを言っているのだろうか。彼らは本当にリーダーとして素晴らしかったのだろうか、そして彼らのような人は現代に本当にいないのだろうかと考えると疑問に思ってしまう。彼らのことを詳しく知っている訳ではないので、何ともいえないのも事実だ。

昔との違い
 昔と現代との違いについて考えると、情報の伝わり方の違いがまず挙げられると思う。現代は地球の裏側で起こったことでも瞬時に世界同時に伝えられる時代だ。同じように、政治家の失敗(失言とか)もあっという間に報道されてしまうのだ。昔であったら失敗は伝わらなかっただろう。つまり、本当のことは伝わらなかったのだ。政治家だけではない、普通の人でも携帯や携帯のメールの普及によりあっという間に話は広がる。

理想
 理想が高くなっているのではないだろうか。長らくリーダーが不在であれば、リーダーを見たことが多い可能性が高い。見たことがなく、現状のリーダーはリーダーらしからぬ人であれば、人は空想し素晴らしいリーダーを思い描くのだろう。そして、そのリーダーは所詮空想の中の産物で矛盾の固まりになってしまっているのではないだろうか。

いいわけ
 リーダーが必要とか強調しておきながら、誰もが自分がリーダーになろうとはしないし、リーダーを育てることをしていないように思える。形だけは、リーダー育成をとりながら本心では自分たちに取って代わられないか、あるいは新しいものを受け入れる体制をしないでいるのが現状ではないだろうか。


 学生時代からの疑問だったが、社会に出て痛感した。心の奥底では、誰もがリーダーがいないことを願っているのだと思う。


以上
by ma2mura | 2005-02-24 18:11 | 考えたこと
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