「危機管理について」
ここでいう危機管理は企業と産や部署での危機管理のことを書きたいと思う。企業が倒産に陥る前や、部署での企画が失敗する前に担当の人や部下の人達はそれの問題を薄々感ずいていることが多い。だが、失敗してしまう。 現場の声 様々な企画などがあるが、これらを実際に行っている人は問題点を熟知していることがある。その現場の声を聞かない理由は、上層部には現場には知らないことを知っているために意見があっても、それは理由があるとだけ説明し意見を聞こうとしないことが多いために起こることだと考えられる。また、単に現場の人を馬鹿にしているがために聞かないこともしばしば。 消防士とかを参考に 欧米ではちょっと前に危機管理システムを導入するための消防士などの、命がけで仕事をしている職場を参考にしていると書いた本を読んだことがある。消防士などは、現場で気が付いた小さなことでも命にかかわるので、現場の声が重要になってくるということらしい。 マインドが大切 日頃から、コミュニケーションを大切にすることのようだ。具体的な方法についてはその本を少ししか読んでいなかったためにわからないが、きっと心がけってのが大事なのだろう。日々小さな変化を全員で感じ取っていくことが大切と書いてあった。 普通の企業の現場 命をかけることのない、まだ終身雇用が少し残っている企業の現場の人の意見は、言っても言わなくて給料はあまり変わらないし、日本だと特に問題点を上に言うことは給料が減ることを意味する。そんなリスクを冒すだろうか。命を懸ける現場の人は上の言うことを納得しなければ、自分の命に関るため上に説明を求めたり改善を求めるだろう。 普通の企業の上司 命をかけることのない、まだ終身雇用が少し残っている企業の上司は現場の意見を聞くことができるのだろうか。年をとっている人であれば、現在の現場の仕事のやり方がIT化が進んでいて理解できなかったりするのではないだろうか。あるいは、自分が現場の時代の上司の真似をしていることが多いのではないだろうか。上にたったら自分の人の意見などを聞かずに、自分が正しいと思ったことを実行するということなのだろう。それはそれで必要なのだが、バランスが重要だと思う。 必要に駆られない限りシステムを変えることは難しい。危機管理などというものは、高度経済成長の時代には不必要であった。そして、その慣習を受け継いで今があると思う。 このことを考えているとゴーンさんは凄い人だと思う。 以上
by ma2mura
| 2005-01-22 03:24
| 考えたこと
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