「派遣SEの時給について」
厚生労働省が平成16年度の派遣労働者実態調査を公開した。世の中的に派遣は薄給だということで、どれくらい薄給なのか把握したかった。 SEの時給 下のグラフは、「ソフトウエア開発」と分類される派遣の時給の分布図。 出展(平成16年「派遣労働者実態調査」 派遣業務、性、賃金(時間給換算額)階級別派遣労働者数の割合及び平均賃金) 平成16年のデータなので、情報としては少し古いかなと思う。時給の平均は1,711円らしい。これだけでは、ちょっと実感がわかないので、時給×8(一日の労働時間)×20(1ヶ月の労働日数)×12(月)で、時給と年収のグラフを書いた。また、20時間の時間外労働を含めたものもグラフに書いてみた。 これから考えると、平均時給の1,711円で380万円で、そんなに少ない年収ではないように思う。そこで気になるのが、正社員の年収となる。 正社員のSE(男)の30~35才までの年収は588.92万円、プログラマー(男)の30~35才までの年収は487.90万円(出典:平成17年 賃金構造基本統計調査 職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)なので、やっぱり正社員の方が断然給料が良い。さらに、派遣は交通費や福利厚生が少ないため、やっぱり正社員の方が良い。それにしても、正社員の皆さんはお金持ちですね。 ただし、時給が2700円を超え始めると、正社員と肩を並べはじめる。派遣は基本的にサービス残業が存在しないので、トントンになるのではないだろうか。 以上、 #
by ma2mura
| 2007-04-04 21:04
| 派遣生活
「働かざるもの食うべからず」
働かなくても食っていける世界がニートという世界で構築された。ニートでいることは問題なのだろうか。 働かなくても良い人 それが、戦後の経済成長を支えてきた時代の人達のがむしゃらな努力によって、その人達の子供は裕福になり、働かなくても生活できるようになった。努力した人達の願いは叶ったことになる。裕福になり働かなくても良い環境にいる場合、働かなくても良いのだろうか。 お金の重要性 働かなくて良い環境に属すると、お金の価値というものを理解することが難しくなる。お金を稼ぐということが、どれくらい難しいことなのか知らないからだ。お金はもらえて当たり前なのだから、より多くの金額を要求することも考えられるだろう。そして、お金がもらえなくなった時のことも考えられないだろう。 サービスの提供への感謝 お金を持っていても、お金でものを売ってくれる人がいなければ何も変えない事実。これを知らない人は、サービス提供者に対して感謝の心を持たないことになる。この理解がなければ、お金の切れ目が縁の切れ目になることだろう。この国は、傍若無人な振る舞いをされてまで、サービス提供しなければいけないほど、貧乏ではないことが多いだろう。 人との係わり合い 仕事で一番大変になるのは、人間関係の構築であると思う。仕事が出来たとしても、人間関係が上手く行っていなければ、仕事が回らなくなったり、仕事が長続きしなかったりする。そのため、人のことを考えることを覚え、プライベートな時間でも人に思いやったりすることができるようになるのではないだろうか。 生きる意味 普通の社会人は人生の多くの時間を仕事に費やす。義務教育や大学が仕事に就くための勉強だと考えるとほとんどが、仕事のために存在している。この時間を仕事以外に使うと考えたときに、自分のしたいことを維持できる人はどれくらいいるだろうか。どんなことをしても、ただの遊びにしかならない。ゲームで言えば無敵モードである。そんなゲームって楽しいのだろうか。虚しくなる可能性大である。 ずっと遊んでいるというのはとても才能が必要となる。遊んでくれる友達も必要となるが、あまりいないだろう。結論としては、働くことは人生に必要なことだと思う。 以上 #
by ma2mura
| 2007-03-03 16:11
| 考えたこと
「働かなくても食っていける社会」
アンカテ(Uncategorizable Blog) - 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ 凄く良く考えられていると思う。本当にそういう社会がやってくれば良いなぁ。でも現実的には難しいと僕は思ってしまう。 優秀な人 優秀な人がなんでもやってしまえば、多くの仕事はあっという間に終わる。優秀な人がいたとしても、その優秀な人がすべての仕事に対して優秀であるとは考え辛い。例えば、Googleの創始者が経理とか得意だとは考えにくい。きっと人を雇っていると推測できる。会社を運営していくには多くの種類の才能が必要になってくるものだと思う。だから、多くの人を必要としているのだと思う。 人間関係 仕事の多くで一番問題となるのは人間関係だと思う。優秀な人ほど気難しい傾向が強いように感じる。直接会社の営利に関係する人以外にも、こういった仕事をする人がやはり必要になってくるだろう。しかも、優秀な人を相手にするには、優秀な人が必要となる。 出会い 企業と優秀な人との出会いはどこか考えた場合、それはやはり面接なのである。面接が苦手な優秀な人もいたりもすることを考えれば、優秀な人を集めるのはいつの時代も難しいと考えられる。騙されて、優秀でない人を雇用してしまうことも多くの確立で起こってしまう。優秀な人を集めるのは非常に難しい。集められるのであれば、大手の企業は既にやっているだろう。 お金 優秀な人はそれなりにお金を貰いたがるのではないかと思う。例えば一人で100人の仕事がこなせるのであれば、せめて30人分の給料を欲しがるのではないのだろうか。こうしてしまうとホワイトカラーの人件費は節約できない。もし2人分の給料だったら、100人の仕事ができたとしても、せいぜい5人分の仕事程度しかしないと思う。 まとめ 優秀な人を集めるのも難しいし、管理も難しそう。そして何より給料を多く払う必要がありそうなので、結局はホワイトカラーの人件費を削減するというのは難しいのではないだろうか。つまり「働かなくても食っていける社会」は、なかなかやってこないように思う。Googleは、単なるウェブ社会の価格破壊をやってのけた企業なのだと認識すれば、既存の企業と大差はないのではないだろうか。 一応今の大企業は優秀な人が集まっている会社だと思う。それらのホワイトカラーの人件費が何故削減できていないのかが答えだと思う。 以上 #
by ma2mura
| 2007-02-14 02:12
| 考えたこと
「仕事を拒否する人」
とても有名な大学を出て才能がある人と一緒に仕事をすることができた。会社は公官庁に似た仕事の仕方をする会社である。ちょっとお役所の仕事の仕方を見た気がした。 拒否能力 できないことを引き受けるのは良くない。できないことは、できないと言うことができるのは、仕事をする上で必要な能力だと思う。これができる日本人は少ないため、貴重な能力だと思う。ただ、この能力は制御が難しい。この能力を行使する人が、怠けることに目覚めると駄目な人になってしまう可能性が高いのだ。 仕事と給料 サラリーマンは多少残業がでるかもしれないが基本的に月給である。同じ仕事時間を少ない仕事量で同額もらえるのであれば、そちらの方がその時だけを考えると得だといえる。公官庁っぽい会社なので、仕事とは関係のないところで給料が決まってしまうこともある。きっと彼は、昔そういったことで挫折を味わったのだろう。 興味のない仕事 彼は自分に興味のない仕事はしないと言う。このことを彼は誇りや自慢に思っているようだ。今まで仕事を上手く拒否できなかったことが、あまりなかったのだろう。ある意味凄いが、こんな仕事の仕方は長くは続かない。これはベストではない。ベストは、上司に自分に好きな仕事をさせるよう仕向けることだ(彼に主体性があればこれが可能なぐらいの才能はあると思う)。 口が立つ 彼は口が上手いので仕事を拒否することが上手い具合にできてしまう。しかし、まだ経験が不足しているのか、円満ではなく強引な感じが見て取れる。日本人なので当たり障りなしに、仕事を拒否することがまだできない。他人に口論で勝つことに快感を得ているようではまだまだなのだと思う。事実、彼の理論はふらついている。きっと仕事を拒否していることに対して、心のどこかで罪悪感を持っているのだろう。 将来 彼は年収何千万とかいう人になることを考えているらしい。なので今の会社でそんなに頑張らなくても良いと考えているのだろう。今の会社でも様々な経験が積めることに気がついていないような人に、そんなことも見えない人に高収入が見込めるのだろうか(学歴があれば可能な気もするが)。拒否することが得意なのは、ネガティブな思考を多く持っている点だ。それを考えても難しい気がする。 会社の影響 公官庁のような会社のため、基本的に仕事を拒否することが正しいとされているように彼は思っているようだ。まじめに仕事をしたってメリットがないと思っている。実際その会社で定年までいると考えるのであればそれは正しいと思う。しかし現代はリストラが様々な形で現れる安定しない時代に、そのような仕事の仕方では生き抜くことは難しいように思う。 本当かどうかはわからないが、そんな彼は給料が下がったらしい。彼が前向きに仕事をすれば、とても優秀な人でなれたように思う。彼は力溺れてしまっているようだ。 以上 #
by ma2mura
| 2007-02-13 17:08
| 人について
「初詣に明治神宮」
今年は仕事が忙しくなく、12月に一度実家に帰ってしまったので、正月は帰らなかった。暇だったので2日に初詣に明治神宮に行ってみた。 閑散としていた 人は多いのだけど、明治神宮は広いので、そんなに人が多いと感じなかった。屋台とかがいっぱいあるのかと思ったが、人の通行を優先しているのか、境内への通路にはまったく無かった。初詣は、気分的にはお祭り騒ぎのような気がしていたが、まったく閑散としている印象だった。これは2日に行ったためなのか? 警官 問題が良く起こるのかわからないけど、境内付近には警官が多数いた。神社で正月早々に問題を起こす人が多いようだ。 賽銭箱 やたらとでかい賽銭箱だった。 おみくじ ここにも平等教育がなされているのか、大吉とかそういうランク付けはなかった。今年の運勢は良いのか悪いのか良くわからない感じだったが、書いてあることはなんとなく当たってそうな感じだった。なので、今年も大変な年になりそうだ。 しかもおみくじが結ばれると処理が大変なのか、おみくじはお持ち帰りしてくれと書かれていた。 明治神宮の初詣は、閑散としていて参拝の効率がよく、都会的な印象を受けた。 以上 #
by ma2mura
| 2007-01-07 21:31
| 挑戦
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