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カテゴリ:派遣生活( 13 )

派遣SEの時給について

 「派遣SEの時給について」


 厚生労働省が平成16年度の派遣労働者実態調査を公開した。世の中的に派遣は薄給だということで、どれくらい薄給なのか把握したかった。

SEの時給
 下のグラフは、「ソフトウエア開発」と分類される派遣の時給の分布図。
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出展(平成16年「派遣労働者実態調査」 派遣業務、性、賃金(時間給換算額)階級別派遣労働者数の割合及び平均賃金)

 平成16年のデータなので、情報としては少し古いかなと思う。時給の平均は1,711円らしい。これだけでは、ちょっと実感がわかないので、時給×8(一日の労働時間)×20(1ヶ月の労働日数)×12(月)で、時給と年収のグラフを書いた。また、20時間の時間外労働を含めたものもグラフに書いてみた。

a0024209_23343866.gif


 これから考えると、平均時給の1,711円で380万円で、そんなに少ない年収ではないように思う。そこで気になるのが、正社員の年収となる。

 正社員のSE(男)の30~35才までの年収は588.92万円、プログラマー(男)の30~35才までの年収は487.90万円(出典:平成17年 賃金構造基本統計調査 職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)なので、やっぱり正社員の方が断然給料が良い。さらに、派遣は交通費や福利厚生が少ないため、やっぱり正社員の方が良い。それにしても、正社員の皆さんはお金持ちですね。
 ただし、時給が2700円を超え始めると、正社員と肩を並べはじめる。派遣は基本的にサービス残業が存在しないので、トントンになるのではないだろうか。


以上、
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by ma2mura | 2007-04-04 21:04 | 派遣生活

上司に似る部下

 「上司に似る部下」


 親の背中を見て子供は育つように、上司の仕事の仕方を見て部下も仕事をするようだ。しばらく見ないうちに、僕の同僚が上司と同じような仕事の仕方をするようになっていた。

人は権威に弱い
 どこかのホームページで、人は権威に弱いと言うことが心理学的に証明されているようなことを、目にしたことがある。上司というある意味権威のある存在から、言われていることは絶対的に聞かなくてはいけないと感じているのだろう。

悪い癖
 上司の仕事の下手さは有名である。どんなに忙しくても、追加依頼された仕事を受けてしまうのだ。そんな状態では、一つ一つの仕事がいい加減になっていくのは必然である。そして言い訳が「忙しい」という言葉だ。同僚はそのまんま真似をしていた。同僚本人は、多分真似をしていることに気がついていないと思う。

できの悪いコピー
 まだ上司の方が経験があるため、いい加減な仕事をしても、自分で責任をとったりすることができる。しかし、同僚はまだ社会人経験が短いため、できの悪いコピーになってしまっている。若さ故に自分が周りにどれくらい迷惑をかけているのか理解できていないのだ。何と言っても上司と同じやり方をしているのだ、文句を言われる筋合いはないと思っているのだろう。レベルが低いことに気がついていない。

充実感
 自分が周りに迷惑をかけていることに気がついていないし、多くの仕事をしているし、任せられている。この状況では、若いと自分は仕事をこなしているのだと勘違いしてしまうのはしょうがないことだ。進行中の仕事では、あまり悪い癖に関する批判はされない。とりあえずどうにか仕事を終わらせることを考えるからだ。多くの場合、プロジェクトが終わった後に、次の仕事で評価が分かる。


 同僚に悪い癖が付いてしまったのは非常に残念だ。禁断の果実である「忙しいから」という理由でいい加減な仕事をするようになってしまったのだ。一度味わうと、なかなか忘れられない。


以上
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by ma2mura | 2006-10-01 14:49 | 派遣生活

失敗を必要とする商売

 「失敗を必要とする商売」


 こんなぼろいシステムどうして買うのか、あるいは売っていて恥ずかしくはないのかというシステムを多く見かける。特に社内システムがこれに当てはまる。

使えないシステム
 IT化すれば、どんなものでも効率化すると、信じている人達がお金をかけずに作らせたシステムほど、使えないシステムはない。そしてその多くが、公共のプロジェクトであったり、社内のシステムをIT化したものである。恐ろしいことに、使った方がどう考えても工数が増えてしまうのではないか、というようなシステムも多く存在する。これらが、どういった仕組みで構築されるのかが疑問だった。

まずはぼろいシステムで
 最初はとりあえず、ぼろいシステムでも良いから、業者あるいは社内の責任者達は、最初はとりあえず納品することに意味があるようだ。つまり、「IT化した」という実績を作らなくてはいけないということだ。業者は、提案段階では夢のようなことを説明するが、その夢はとても限定的だということが、プロジェクトを進めていく上で発覚する。しかし、発覚した頃にはもう契約済みであったりするので、後戻りはできない。これで、ぼろいシステムを買わされたことになる。
 近年は、お金がなかったり、たいした技術者がいないので、たいした物を作ることはできない。これは時間には依存しない。設計すらできないようだ。

改善でお金を取る
 ぼろくて使えないシステムを売っておいて、改善案を提案する。社内の責任者達は、社内からの批判により改善せねばいけない分、この提案を拒否するしかない。最初のスタートラインが低いため多くの改善案を提出することができる。最初のぼろいシステムがわざとであるかように改善提案を行う。そうまるで押し売りのようだ。これがトータルソリューションであれば、余計に逃げられない。

完璧なシステム
 最初から完璧なシステムを作ると、後々にお金を取ることができないので、業者としてはそんなシステム作りたくないようだ。やり方はいくらかあると思うが、それを実現するためには、一定レベル以上の技術者が必要となる。そんなにお金をかけてられないし、メリットもないと考えられているようだ。


 ITとは、まだ未成熟な技術なのかヤクザな世界である。

以上
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by ma2mura | 2006-09-19 22:02 | 派遣生活

曖昧に仕事を進める

 「曖昧に仕事を進める」


 派遣先でリーダに言われた言葉がこの「曖昧に仕事を進めていきたい」という言葉だ。日本人らしく曖昧に物事を進めていきたいのだそうだ。

指示を明確にするメリット
 効率よく物事を進めるためには、やることを明確にし、進める上で迷いが生じないようにすると効果があると思っている。僕はこれを信じているため、僕が人に指示する時には、指示をなるべく明確にしている。ただしこれにも例外があり、人を育てることを踏まえた場合、効率より育成を考慮し指示を明確にしない場合も考えられる。

指示を明確にできない理由
 曖昧な指示を行うことで、自分の責任ではないと考えたいのだと思う。これは責任という言葉の考え方が、システムとミスマッチしているから、このような考え方に陥るのだと思う。本質的には、明確な指示だろうが、曖昧な指示だろうが、仕事が上手く進めることができれば、どちらでもかまわないはずなのだ。つまり、曖昧な指示だろうが、多くの責任は指示した人にあるとの定義すれば、このような問題は発生しないのだ。責任という考えからの逃避のため、考察が成されていないと予想できる。

曖昧な指示を明確にしてはいけない
 指示する人に具体的なアイデアがなく、指示を明確にすることができない人もいる。こういった場合、指示される人が指示する人からヒアリングを行い、進め方を明確にしていくことも考えられる。これを行ってはいけないと言われてしまった。ここから考えられることは、どうしても責任問題の回避でしかないと思う。完全に臭い物には蓋をしてしまいたいのだろう。臭くなる前に、どうにかできるのに、現実を見ることができないのだろう。

トラブル
 曖昧に仕事を進めた場合、どうしても計画的に行った場合よりも、仕事の網羅性が薄れてしまい、仕事が忙しくなったり暇になったりしてしまったり、恐ろしく忙しくなってしまったりする。忙しい時には、仕事の精度が悪くなってしまう。その場合、より多くのトラブルを抱え込んでしまうのだ。そして、その忙しさを気合いと根性で乗り切ったりすることに、仕事の満足を得ていたり、上司のそのこと評価されるような仕組みになっている。


 曖昧な世界は、無責任と、気合いと、根性と、歪んだ満足感で蔓延しているように見える。ただ、僕は嫌いだけど、これは好みの問題で、それでも評価されるのであれば、それは問題がないと思う。


以上
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by ma2mura | 2006-09-19 01:39 | 派遣生活

士気の低い世界

 「士気の低い世界」


 求人の広告等でやる気と活気がある職場とかよく見かけることがあったが、そんなに必要のないものだと思っていた。

8:2の法則
 社員の仕事の割り振りが下手なため、半分程度の請負や派遣の人々の仕事がなく、多くの人が眠りについている。そして、それについて何も言わないあるいは、言えない社員がいる。課長は、それについて「8:2の法則」を持ち出し、それが普通だと言っている。これは、世の中には絶対悪い人がいるから、警察なんぞいらないと言っているようなものだ。マネージャが管理を放棄しているのだ。

歪んだ世界
 人は、自分の行動を正当化する生物である。やる気がなくなり、良い仕事をしなくなったあるいは出来なくなった時、それを正当化するために、簡単な嘘をつく。それは、他の人から見れば悲しい嘘となり、歪んだ真実が垣間見えてしまう。嘘を嘘だと指摘することは、歪んだ世界から現実を見せることになり、多くの抵抗にあう。しかも、そういった人が多かった場合は、集団での抵抗にあってしまう。この歪んだ世界を治すことは、それなりの力がなくてはできないし、やってはいけない。グラックス兄弟のようになってしまう。

仕事をしようとしないがお金は必要
 士気の低いために仕事はしたくないが、でもお金が必要ならしい。さっさとできる仕事を永遠と時間をかけて、締め切りを越えてものんびり仕事をする。そんなことをしなくても、仕事は山積みなのだ。ここから考えられることは、仕事はこなしたくないが長時間働いていたいということなのだろう。短期的には、仕事をしない方が得かもしれない。長期的に考えると、同じ時間働くのであればキャリアアップを考えて、出来る仕事を増やすことが得だと思わないのだろうか。


 士気の低い世界は、普通に仕事をしたい人には住みにくいし、追い出されてしまうようだ。


以上
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by ma2mura | 2006-09-19 00:49 | 派遣生活

仕事のない仕事

 「仕事のない仕事」


 派遣先を変えてみた。ベンチャーはもう堪能したので、今度は大手の会社でSEを希望してみた。大手だからと安心はできないことに気がついた。

初日
 朝8:30に到着し、派遣元の営業さんと会社に行ったのだが、担当者不在…。どうやら、営業さんも担当者と連絡が取れていなかった様子。午前中は、資料も何も与えられず放置。午後から「多分このチーム」と言われたチームの人に引き渡された。その後一週間チームが不定なまま仕事をすることになる。

最初の一週間
 ないものが多かった。まず会社に入るための入門証で、これがないと会社に入ることができないはずなのに、もらうことができなかった。次にフロアに入るためのIDカードで、これがないとトイレに自由に出入りできない。最悪なのがPC、IT系の仕事なのに一週間自分のPCが貰えなかった。課長に5日経過した後に言ったら、「もっと早く言ってよ」と言われてすぐにPCが手に入った。良いのか悪いのかわからないが、言わないと何も貰えない会社のようだ。

暇な仕事
 SEという話で派遣されたのだが、実際の仕事はテストオペレータといったところだ。このテストってのが、かなり待ち時間が長く、平均待ち時間が多分1時間ぐらいある。そして1時間後の作業は、1分程度で終わってしまう。しかもテストは終電付近までかかる。待ち時間の間中することがない。テストの仕事がないときは、することがほとんどない。しかし、帰りは終電付近になる。

原因
 リーダとサブリーダ、二人のプロパー以外5人が派遣だ。この二人が目の前のことしか手をつけることができないために、周りを上手く使えていない。その理由は、先のことをどう考えて良いのかわからないため、とりあえずの目の前の仕事を忙しくしていれば安心だと思っているのだろう。国と地方の関係に似ているように思う、責任を二人の間でどっち着かずにこなすことで、曖昧にしている。


 暇な仕事で、時給もそこそこと考えれば良いが、冬のこの時期に下らない理由で休日出勤させられるのは勘弁して欲しい。

以上
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by ma2mura | 2006-01-03 17:42 | 派遣生活

ガーラ湯沢

 「ガーラ湯沢」


 今年は大雪っぽいので、もっと前からボードに行きたかったのだけど、珍しく仕事がかなり忙しくて休みがとれなかった。そろそろ仕事にも嫌気がさしてきたので、無理に休みを取って昨日ガーラ湯沢に行ってきた。

ガーラ湯沢
 新幹線で行けるスキー場で、標高が高いため雪質も比較的良好です。ただ、板を電車で運ぶ必要があるので、ちょっと面倒だがボードであれば簡単に運べるし、宅急便も利用可能。そして、毎週行くのであれば板を預けることもできるらしい。突然行くときによく使っていたスキー場。
ガーラ湯沢HP

外人
 お昼を食べているときに思ったのは、異国の言葉が飛び交っていることだった。長野や新潟など日本の雪質は世界のトップレベルと聞いたことがある。そのためなのかは分からないが、英語やアジア系の言葉が聞こえてくる。韓国や中国のITバブルに乗っかった人が、日本観光によく来るようになったせいなのかもしれない。特にメニューなどは英語になっていたりしないので、外人の人には辛くないのだろうか。

吹雪
 ゲレンデは予定通り吹雪だった。ボードは吹雪いている時が一番楽しいと思う。寒いとか、風が痛いとかあるけど、ゴーグルの性能と防寒具の充実がしっかりしていれば、何も怖くない。吹雪が長く続けば、新雪でふあふあしてるし、人は少なくなるし、ご機嫌に飛ばすことができる。ボードはやっぱり新雪が楽しい!

温泉
 昔からそうだった気がするが、やたらと混んでいる。最後まで滑るときは、いつもこれを覚悟していて、のんびり降りてくるのが常だったように思う。そして、やたらと高く1300円。こんな温泉にどうして1300円も払わなくてはいけないか疑問が、他を選択することは難しいので、つい入ってしまう。


 僕はスピードを出すことが好きなため、ガーラでは滑るコースが限定されてしまい、同じコースばかりになってしまうのが問題。それでも、アクセスと雪質が良いのでつい行ってしまう。


以上
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by ma2mura | 2006-01-03 15:27 | 派遣生活

社長

 「社長」


 そろそろこの小さな会社とさよならするので、社長の問題点を記録しておこうかと思う。社長は反面教師としては非常に優秀だ。

口頭での説明
 スピード重視のために仕様書を書かないらしい。本当の理由は多分仕様書を書けないからのようだ。社長が優柔不断で決断力がないために、初期段階で仕様を確定できないようだ。その証拠に、口頭での仕様は曖昧なもので、「こうやってくれ」と明言は避け「こうしたらいいんじゃない」というような助言のような発言が多い。しかし、問題点がいくらかありそれをしなかった場合、いつの間にか助言が仕様に変わっている。意図しているかいないかは、判断はわからない。

仕様がコロコロ変わる
 酷いときには2時間程度で仕様が変わる。作っているソフトが小さなソフトなので、そんなにたいした問題ではないのだけど、仕様変更があった場合の伝え方が問題だ。最初からその仕様だったと主張するのだ。仕様変更が多いから後ろめたいのと、紙に書かないから記憶が明確でないところが原因だろう。そのことで怒られると、いらついて仕事にならなくなる。

説明
 口頭での説明は、専門的な言葉を使ったものだ。この専門的な言葉は、技術用語ではなく作るものの専門用語で、開発者が知らない用語で説明を聞かないとわからない。そのことを知っているはずなのに、説明をしないのだ。それで「何でわからないかなあ」と馬鹿にして言う。説明を求めても話をそらすことから、多分本人も説明できないのだろう。わからないのであればそれでも良いのだけど、馬鹿にされるのはやる気をなくす。

技術レベルが低い
 社長が大手企業に常駐しているのは、今までの実績が買われてのことだと言っていた。実績の話を聞いていると凄いものを作っているように感じるのだけど、細かい技術の話になると資料を軽く読んだだけの知ったかぶりレベルでしかないように思える。仕様をきちんとできないのは技術レベルが低いこともあるようだ。難しい単語を並べて誤魔化していることが多い。

いい加減
 偉い人へのメールでも、誤字脱字が多いし間違いを訂正することが多い。それだから、社長に確認をメール等で依頼しても、ろくにチェックをしない。そのわりに後で文句を言うのでたちが悪い。本人は忙しいから、
あまり確認できないというが、確認しないから忙しくなっていることも事実である。


 それでも会社を維持できているのは、社長に不可欠な脳力である「口が達者」であるからだと思う。それと完全な自分の欠点は気がついていないが、学習速度が高いのも事実だ。社長が今後どんな成長を続けるのか興味があるが、一緒に仕事を続けるのはもう無理だ。


以上
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by ma2mura | 2005-11-23 22:36 | 派遣生活

仕様書という落書き

 「仕様書という落書き」


 殴り書きされた傍目から見るとただの落書きが仕様書となる恐ろしい世界に今住んでいる。その世界の広さに圧倒されてしまった。それは普通のことなのか僕にはわからない。

仕様書
 今勤務している会社は大手企業に常駐している10人未満で、社長以外が契約社員か派遣の小さな会社。なので指示は直接社長からされる。小さな会社はどこでもそうなのかわからないが、仕様書はメモ書き程度のものしか存在していない。そんな中どんな風に仕事をするのかと思ったら、裏紙にボールペンで落書きにしか見えないものをヒントにものを作る。

落書き
 仕様書をきちんと書かないのには訳があることわかった。決して面倒だから書かないという理由だけではない。一番の理由は明確なイメージを持っていないからなようだ。明確にできないことが恥ずかしいことだから、分かっているふりをして時間がないことを理由にちゃんとした仕様を作成しない。技術が売りの社長が考えた苦肉の策なのだと思う。簡単な仕様書でもあれば、時間が短縮されるということを知らないようだ。もう一つは、社長が企業に就職したことがないということだ。ちゃんとした仕様書の書き方を知らないのだろう。

外に対しても
 常駐先の企業は当然、大手ベンダーに開発を依頼して作らせているものが存在する。時として社長は、それらのベンダーに対して常駐先の企業の代表してミーティングに出席することがある。その裏紙に書いた落書きを渡しているようだ。


 社長の目的な大きな仕事をこなすことではなく、大きな会社にいることや大きな会社の人達をこき使って、仕事をこなしているという自己満足であるように思う。


以上
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by ma2mura | 2005-11-18 22:53 | 派遣生活

短納期のソフト開発

 「短納期のソフト開発」


 派遣先は小さなソフト会社。この小さな会社の売りは短納期でのソフト開発だと思う。

何かの犠牲
 公道を法定速度以上にスピードを出して走っている車は、安全を犠牲にしてスピードを出している。普通の車では危険なスピードでも高級車では安全性が保たれるといえるかもしれないが、この場合は安全を普通よりお金を出して買っていると考えお金を支払うという犠牲を出している。開発スピードもドキュメント作成やテストの時間を削ることで短納期にはなるが、動作の安定性やメンテナンス性が犠牲になり、失敗するかしないかのギリギリのところで勝負しなくてはならなくなるのではないだろうか。

開発手法
 社長が思っている短納期での開発手法は、プログラマが手間がかかることを省くという手法だ。具体的には、一時間おき程度にプログラマが何を行っているかチェックし、プログラマが苦労している機能を別の手法でクリアするか、妥協するか、諦めてしまうという選択をする。この手法は短納期でやるにはかなり有効だ。しかし、急かされながらこれをやられると休む時間がなく常にキーボードを叩くことになる。細かすぎる問題は、社長は何が理由で困っているのかわからないために、攻められる。プログラマとしては異常に疲れてしまう。

低コスト
 社長の悪い癖は、開発するソフトの見積もり工数を楽観視しすぎることにある。安請け合いしてしまうし、プログラマに対しても少ない工数で開発要求を出してしまう。一度4時間で設計とテスト込みのソフトを作ってくれと言われたが、あり得ないことだと感じた。確かに単純なソフトかもしれないかもしれない。正常な動作の時は平気でも、時間が無くて問題発生時に問題を特定することができないだろう。開発をケチると、運用でコストが発生する良くあるパターンだ。しかし運用は社長には関係ない。少ない知識の相手にしか相手にできない商売だ。

大手にはできない
 計画を立てある程度の工数を必要とする大手のソフト会社にはできないことをやっていると豪語する社長。短納期で計画を立てないという顧客のニーズには、大手のソフト会社はやりたがらないだろう。計画というか仕様を決めずにやるのだから、急な仕様の変更が多々あったり工数が予想以上にかかってしまいから損をしてしまうことが多いのだ。顧客が何をしたいかイメージできないということだ。適当にそれなりものを作って売りつけるというのが手法になるのも無理はない。


 短期な開発は問題もいくらかあるようだ。それでもスピードが必要なのは、計画を立てる脳力に問題があるように思う。

以上
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by ma2mura | 2005-11-05 15:53 | 派遣生活



色々考えたことのきろく
by ma2mura
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