ぶきっちょなんでも分解屋さん

スキー&スノーボード2004-2005

短納期のソフト開発

 「短納期のソフト開発」


 派遣先は小さなソフト会社。この小さな会社の売りは短納期でのソフト開発だと思う。

何かの犠牲
 公道を法定速度以上にスピードを出して走っている車は、安全を犠牲にしてスピードを出している。普通の車では危険なスピードでも高級車では安全性が保たれるといえるかもしれないが、この場合は安全を普通よりお金を出して買っていると考えお金を支払うという犠牲を出している。開発スピードもドキュメント作成やテストの時間を削ることで短納期にはなるが、動作の安定性やメンテナンス性が犠牲になり、失敗するかしないかのギリギリのところで勝負しなくてはならなくなるのではないだろうか。

開発手法
 社長が思っている短納期での開発手法は、プログラマが手間がかかることを省くという手法だ。具体的には、一時間おき程度にプログラマが何を行っているかチェックし、プログラマが苦労している機能を別の手法でクリアするか、妥協するか、諦めてしまうという選択をする。この手法は短納期でやるにはかなり有効だ。しかし、急かされながらこれをやられると休む時間がなく常にキーボードを叩くことになる。細かすぎる問題は、社長は何が理由で困っているのかわからないために、攻められる。プログラマとしては異常に疲れてしまう。

低コスト
 社長の悪い癖は、開発するソフトの見積もり工数を楽観視しすぎることにある。安請け合いしてしまうし、プログラマに対しても少ない工数で開発要求を出してしまう。一度4時間で設計とテスト込みのソフトを作ってくれと言われたが、あり得ないことだと感じた。確かに単純なソフトかもしれないかもしれない。正常な動作の時は平気でも、時間が無くて問題発生時に問題を特定することができないだろう。開発をケチると、運用でコストが発生する良くあるパターンだ。しかし運用は社長には関係ない。少ない知識の相手にしか相手にできない商売だ。

大手にはできない
 計画を立てある程度の工数を必要とする大手のソフト会社にはできないことをやっていると豪語する社長。短納期で計画を立てないという顧客のニーズには、大手のソフト会社はやりたがらないだろう。計画というか仕様を決めずにやるのだから、急な仕様の変更が多々あったり工数が予想以上にかかってしまいから損をしてしまうことが多いのだ。顧客が何をしたいかイメージできないということだ。適当にそれなりものを作って売りつけるというのが手法になるのも無理はない。


 短期な開発は問題もいくらかあるようだ。それでもスピードが必要なのは、計画を立てる脳力に問題があるように思う。

以上
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by ma2mura | 2005-11-05 15:53 | 派遣生活
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