ぶきっちょなんでも分解屋さん

スキー&スノーボード2004-2005

最初の成功をした人

 「最初の成功をした人」

 久しぶりに前いた会社のことを思い出した。少し部長に認められはじめた先輩がいた。その人は技術力がとても高く勉強家で、頭の回転の早い人だった。

しばらくは評価が低かった
 しばらく評価が低かった理由はうわさだと、部長の意見に反したことを言ったからだと聞いていた。それでも、技術力がそこそこあったので人よりは評価されていたのではないだろうか。しかし、幹部としては扱われずに部の方針に関わることができなかった。

そして最初の成功
 学習したのかは知らないが、Yesマンに近い形になったようだった。上司からの無理な納期をリーダーとしてどうにかこうにかこなしていた。こなしていたというか結局納期をオーバーしてしまっていたのだ。それでもなんとなく、仕事をこなしていた。それが評価されてか、部の方針に関わることができるようになった。彼はここで、最初の成功を築いたと思ったのだろう。

成功と思っていること
 彼は基本的に生粋の技術者だ。普段はとても無口。そして部下は、直属の部下10人ぐらいと、その下に子会社の人がそこそこいた。彼はそれくらいの人を動かして、自分はすごいと思い始めているようだった。そこそこのジョブが動いていたのでそう考えてしまうのも無理はない。しばらく評価されなかった後のこの少しの成功が、成功していると思い始め傲慢に変化した瞬間だった。

上で管理しているものの代わりはいない
 彼は「下の代わりはいるが上で管理しているものの代わりはいない」と言っていた。しかし、それは間違いである。だが、その論理は間違いである。何故ならほぼ丸投げだからだ。管理しているなど名ばかりなため上の代わりの方が簡単なのだ。しかし、成功に目が眩んでいる人には、そうは見えないし説明することは、その成功を大事に思っている分危険なのだ。

部下は
 部下はサービス残業が多く死にそうになって仕事をこなしていた。彼の部下はプログラマーが多いので、給料がとても少ない状態だった。あるいは、疲労によりモチベーションは死にそうになっていた。水面下でのごたごたが増えていることは他部署の僕から見てもとてもよくわかることだった。しかし、彼はそれをまったく重要視することはしなかった。「モチベーション管理?なにそれ?」と豪語していた。彼の言い分は「給料貰っているんだから仕事しろ」ということだった。それで人が動くのならば、管理職の給料はもっと下げていいのである。それが難しいから、管理職の給料が高いのだ。
 そして案の定、社員同士の爆発が起こった。

成功している時こそ背中に気をつけろ
 何かのテレビでやっていた時に聴いた言葉だ。成功し始めた者は、周りが見えなくなりことが多い。何かが順調に動きはじめるとそこに夢中になってしまうからだろう。裸の王様になり始めるのだ。これを回避するには、「謙虚さ」というものが必要になる。自分の力だけで成功していると傲慢にも思ったりせず、謙虚な気持ちで部下に感謝しながら成功する必要があるのだ。
 傲慢な成功は、そこそこ成功するがそれは短期的なことが多い。長期的に成功する簡単な方法は謙虚でいることだ。傲慢で長期に渡って成功するのは、できなくもないが高度なセンスが必要とされるだろう。


 彼の部下のためにも、もっと彼にはこの失敗から学んで欲しい。


以上
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by ma2mura | 2004-12-17 21:40
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