ぶきっちょなんでも分解屋さん

スキー&スノーボード2004-2005

人間とは噂の奴隷であり。。。

 「人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう」

 塩野 七生のユリウス・カエサル ルビコン以前(中)ローマ人の物語9に出てくる言葉。明記されていないのでわからないが、多分カエサルの言葉だろう。

 人間は、自分がどう見られているのかがとても気になる。多くの人の行動基準は、誰かにこう見られたい等の欲求からくるものだろうと思う。世間体というものを気にするのが、一番顕著に表れる例だろう。

 戦時には、兵士の士気が命運を握る。兵士の士気は噂に踊らされることが多いだろう。戦況が悪化したり、指揮官のリーダーシップなどは噂によって広まり士気に影響する。また、他国への影響も噂によって、態度が変わったりもする。味方も敵も、このルールの範疇から逃れることはできない。カエサルは、人が噂によって行動することを知っていたので、ガリア戦記を成し遂げることができたのだと思う。

 カエサルの行動を色々考えてみると、カエサルは噂されるというより、どう噂を作るかという視点で動いている気がする。自ら、噂を作ることにより噂を制御し、それにより人を制御していたように見える。また、噂を自分が思うように制御するために「アクタ・ディウルナ」を始めたり、ガリア戦記を書いたのだろう。これにより「自分で望ましいと思う色をつける」ということはなくなるのだ。

 ちょっと話は違うが、きっとカエサルは人がとても好きだったと思う。


以上
[PR]
by ma2mura | 2004-09-14 05:40 | 面白いと思った言葉
<< 自殺率について(2004年) 使えない部下を持つ人 >>



色々考えたことのきろく
by ma2mura
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メモ帳

IKEAのリンク

このページのQRコード


QRCode作成


カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


Skin by Excite ism